レッスン(LESSON)15 反証可能な真理?

「反証不能な因果の道理が、なぜいつでもどこでも成り立つ真理と言えるのか」

相変わらず、こんなナンセンスな主張を繰り返しています。
すでに説明したことですが、どうもこの人物には、理解できないようです。

この人が好んで使う、この「反証可能」「反証不能」という言葉、本人さんは意味が分かっているのでしょうか。
「反証可能」とは、「偽であることが証明できる」ということです。
科学の真理は、つねにそういうもので、つまり、どこまでいっても仮説です。 

相対性理論も、いまだに「理論」であって、一つの「仮説」です。
ニュートンもアインシュタインも、自分の理論は「究極の理論」ではなく、いつか別の理論にとってかわられるだろうと信じていました。

一流の科学者ほど、科学によって、究極の真理に到達することはできないと自覚しています。


科学理論は「反証可能な仮説」ですが、それは、反証可能なものしか科学では扱わないからです。

「反証可能な仮説」でなければ、実験によって真偽を確かめられませんから、水掛け論に終わります。

たとえば、「結婚したほうが幸せになれるのか」という問題は、どんな実験をして、どんな結果が出たとしても、決着はつきません。実験によって白黒つけられるものしか、科学は扱わないのです。

しかし世の中は、実験によって白黒つけられないもののほうが、圧倒的に多いのです。ですから、科学が扱うのは、ほんの限られた分野です。
科学で扱うことだけが「真理」だとか、科学だけが「真理」に到達できるというのは、科学がいかに限られたことしか扱えないかを知らない人です。
「反証可能」でなければ「真理」でないというのは、「科学者が扱う”反証可能な仮説”だけが真理」という、むちゃくちゃな前提に立たなければ、とても言えないことなのです。

言葉の意味を、まず正しく理解しましょう。

その上で、軽い頭の体操を。


「オレは、反証不能なものは信じられない」

「あなたは明日があるということを、信じていませんか」

「そりゃあ、信じて生きているさ」

「では、明日があることは、反証可能ですか」

「えっ?」

よく考えてみましょう。

 

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レッスン11.不幸な人
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レッスン16.三世因果
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レッスン19.無限の向上
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レッスン21.日々の精進
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